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おまえの家
今年初の打ち合わせ…二軒目だったけど。。。
なんとなく、この曲を思い出した。

久しぶりに仕事のバッティングで会いに行った事務所兼自宅。
彼女は年上だけど、若い頃は部下でもありライバルだった。
フリーになってからは目を疑うほどの躍進を見せた。
仕事一筋で夫婦仲は悪くあっと言う間に離婚もした。
不景気になってからデザインの仕事なんて安く激減した。

彼女のデザイナーとしての実力の凄さは私も知っている。
私なんか相手にならないのも知っている。
けど、私は仕事を取りまくった、自分を守るため。
私はデザイナーとして激安路線に走り、とっととIT事業は縮小した。
私は経営者へとなり、彼女はイラストレーターとして生きている。
私は現実に生き、彼女は夢の中で今でも生きている。

お互いに歳を取ったと笑った。
私の自慢だった烏の黒髪も白いものが目立ち始めた。
ステイタスだったマスタングコブラもミニバンになった。
彼女も黒髪がブラウンになっていた。
ステイタスだったブランド物も普通になっていた。

けれど、見事なMacだけは今でも変わっていなかった。
忙しく呆れるほど汚かったデスクはきれいにまとめられていた。

以前周りからは一緒に組めばとも言われたが、互いに性格が違いすぎた。
それは今でも同じで、彼女とは全く性格が合わない。
決して仲が悪いわけではない、路線が違いすぎる。
それは、これからもだと思うし、互いに望んでもいない。

私はもうイラストレータとして絵は描かなくなった。
もう、廃業だし新しいソフトにも着いて行けなくなった。
過去の職歴の一つとなってしまった。

彼女はこれからも描き続けるだろう。
夢を描き続けられる彼女は幸せなのかも知れない。
夢を追うのは現実を生きるより過酷だろう。

互いに話したい事がいっぱいあったと思うが、重い空気だけだった。
そして、この曲を思い出した…

おまえの家


JUGEMテーマ:日記・一般
author:Muck!, category:ひとり言, 17:04
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